資金繰り改善コンサルティングの案内・サービス内容紹介

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中小企業の資金繰りはとても忙しいです。

つい先日新しい融資を受けたはずなのに「もう資金繰りが厳しい!」と感じている中小企業の社長さんもおられるのではないでしょうか。日々返済のことを考えながらの営業はとても大変で精神にゆとりがもてません。

精神的にゆとりのない状態だと正しい経営判断も出来なくなりますよ。本当に首が回らなくなる前に、なぜ「資金繰りが厳しいのか?」「なぜお金が足りないのか?」「どうすればゆとりを持てるのか?」を一緒に考えていきましょう!

一人で考えるよりも財務のプロと一緒に考えた方が確実に資金繰りは良くなりますよ。

資金繰り改善コンサルティングのサービス内容・流れ

当事務所の資金繰り改善コンサルティングでは、まず、前提として「なぜ資金繰りがこんなに悪化しているのか?この悪い状況を改善するためには何をしたら良いのか?」を一緒に考えます。そもそも根本的な原因は何ですか?という部分を探り、その解決策を見つけにいきます。

具体的には以下のような流れで資金繰り改善を進めていきますよ。

STEP
財務レベルの診断

まず、現状の財務レベルを知る必要があるので下記の診断を行います。

参考にどうぞ
企業の財務診断報告書作成業務【金融機関目線で自社の格付が分かります】 財務診断報告書で会社の年に1度の健康診断を受けてみませんか?自社の決算データに基づいた財務診断報告書を見ることで、今後の金融機関との取引にあたって自社が目指すべき方向性が分かります。資金繰りが厳しい・・・とお悩みの経営者の方はぜひご利用下さい。

この診断を実施することで自社の置かれている状況が明確に分かり、どのような企業を目指せば良いのかがクリアになります。

STEP
現状の把握・将来目標/経営課題の明確化

続いて、ローカルベンチマーク(以下ロカベン)を使って現状分析を行っていきます。ロカベンは保証協会の経営改善メニュー等でも使う様式なので非常に有益です。

ローカルベンチマークの画像

(出典:ローカルベンチマーク(通称:ロカベン) (METI/経済産業省)

ロカベンを使ってまず、自社の商品・サービスを俯瞰の目で分析します。そこではビジネスモデルの俯瞰図を作成して商いの流れを把握することも含まれます。

その後、「経営者」「事業」「企業を取り巻く環境・関係者」「内部管理体制」の4つの視点から現状分析することで、自社の経営課題を明確化していきますよ。

STEP
課題解決策及びアクションプランを策定

STEP2で把握した経営課題を解決する方法を多角的視点で考えていきます。課題に対しての解決策は一つではありません。様々な解決策をチームで出し合い、出てきた解決策を「影響度や即効性・難易度等」から判断して、優先順位付けを行いアクションプランとして落とし込んで行きます。

頭に汗をかいて作ったアクションプランは、格段に成功する確率が高まります。なぜなら、アクションプランを作った本人(上層部)が実現性まで加味して作ったプランなので、本気で取り組むからですね。

STEP
事業計画(損益計算書/資金繰り表)策定

STEP3で策定した課題解決策・アクションプランを実行したとして、未来の損益計算書、資金繰りがどうなるのか係数計画への落とし込みを行い、納得するまで繰り返しシミュレーションを行います。

ここで金融機関に納得してもらえる「事業計画(損益計算書・資金繰り表予定表)」を作成できるかが資金繰り改善の鍵と言えます。

STEP
リファイナンス案の策定を行い資金繰りをダイレクトに改善

STEP4までで、いわゆる会社の営業部分の改善策を練りました。最後にSTEP5として財務収支の改善策つまりリファイナンス案の策定を行います。

資金繰りに苦しむ企業は、既存の借入が会社の現状にあった借り方になっていません。しかし、財務に詳しく無い人はどのような借り方をするのが良いのか?何が問題なのかが分かりません。

金融機関担当者も忙しいので、わざわざ時間を作って貴社にとって最適な借り方のレクチャーをしてくれることもありません。新しい融資をする際も割と回収期間早めの提案をしてくるはずです。これでは、資金繰りは良くなりようがありません。

そこで、当事務所が貴社にとって最適なリファイナンス案を作成します。リファイナンスを実施することで、年間数百万円以上資金繰り改善に成功する事もよくあります。

以上が当事務所が提供する資金繰り改善コンサルティングの流れです。

「①営業収支の改善」と「②財務収支の改善」を同時に進めていく感じですね。会社を優良企業に変えていくために①と②の両方を実践していかなければなりません。

なぜなら、金融機関にリファイナンス案を飲んでもらうためにはしっかりと「①営業収支の改善」が反映された実現性の高い事業計画が必要ですし、「②財務収支の改善」が出来れば当然事業に腰を据えて取り組むことが出来るため「①営業収支の改善」が加速するからです。

資金繰り改善コンサルティングの料金

◯年間の資金繰り改善額(返済額の軽減額)の10%の成功報酬(最低料金50万円)

毎月の返済額200万→120万に低減成功。年間では80万円×12ヶ月=960万円の資金繰り改善。

報酬:960万円×10%=96万円

なお、資金繰りの改善が実現できなかった場合は料金は頂戴しておりません。

FAQ

このサービスを利用すれば必ず資金繰りは改善しますか?

いいえ、必ずとは限りません。実現性の高い事業計画を作成してリファイナンス案を提案しても、金融機関が承諾してくれなければ資金繰りは改善しません。しかし、金融機関のツボを心得た事業計画を作成することになるため、改善の確率はかなり高くなると考えています。

リスケ等の可能性も踏まえて貴社にとって最適なリファイナンス案を提案します。

財務/FASコンサルティングとは何が違うの?

財務/FASコンサルティングはいわゆる平時の財務支援メニューで継続的なサービスです。一方で、資金繰り改善コンサルティングメニューはスポットの業務且つ緊急性の高い企業に向けて実施するサービスです。いまいま資金繰りに窮しているという企業様に対して、最速で最善の資金繰り改善策を提供するのが資金繰り改善コンサルティングです。

資金繰り改善コンサルティング終了後は、ご希望に応じて財務/FASコンサルティングに移行していただき、定期的なモニタリングを実践していきます。

参考にどうぞ
財務・FASコンサルティングサービスのご案内 当社の財務・FASコンサルティングは、中小企業が金融機関からの評価をどのように高めていけば良いのか?という観点から提供するサービスです。最終的には銀行から「借りて下さい!」と言われる企業となるために予実管理や変動損益計算書分析等を活用して貴社の業績アップにも貢献致します。

最後に

貧すれば鈍するという言葉あるように「お金が無い」状態では最高のパフォーマンスを出すことは出来ません。資金繰りに余裕があり、事業にある程度腰を据えて取り組めば利益が出るのにお金に余裕が無いことで利益が出せない状態はとてももったいないです。

最近返済が苦しいな・・・という方はぜひお気軽にご連絡ください。